こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2019年11月2日


オリンピックのマラソン、札幌になってしまいましたね

何をどこでやるかということが、開催都市の権限でないということを初めて知りました

それにしても今回のことは、いつも何となく感じていた日本の大げさ盛り上がりゴッコが真に受けられて

とんだ事になってしまったという感じです

福島原発事故の時にも同じようなことを感じました

福島原発事故がチェルノブイリと同じ事故のステージの訳がないでしょう

大したことないと言えないメンタリティーというのが、思わぬ誤解を生んでしまいました

毎年夏になると熱中症で何人入院したとか何人死んだとか、大騒ぎするのがマスコミの年中行事に

なっていますが、人間はいつか死ぬものなのです

暑い夏や寒い冬に最後の時を迎えやすいのは当たり前のことです

子供っぽい日本での毎年の大騒ぎが外国人に思わぬ誤解を生んで、マラソンが札幌に移転させられた

と言っても過言ではないでしょう

アテネオリンピックの女子マラソンスタート時は34℃だったそうです

8月の平均気温は東京よりロスアンジェルスやオリンピック発祥の地アテネの方が高いのです

日本では、自国が如何にダメかを言葉遊びとして言うことが一般的だけど

真実はまったく別のところにあるという、日本人の本質を外国人に理解しろと言っても無理なのかもしれません

せめて日本代表で前面に立っている人が、これは日本人特有の自虐ネタで

どうか真に受けないでもらいたい、ときちんと説明できる人であればと願うばかりですね