こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2018年3月31日



ホーキング博士がなくなりましたね

ALSという難病患者では世界で最も有名な人と言ってもいいでしょう

最後は目の動きだけで論文を書いていたという状況だったようです

最後の最後には、あと100年で人類は絶滅すると予想して亡くなりました

少し前には1000年後だったのが、最近100年後に変わったような気がします

最近の何が900年も人類の寿命を縮めたのでしょうか

亡くなったと言えば、 西部邁さんが多摩川に入水自殺しましたね

自裁という言葉を使っていたものもありましたが、そういう響きのあることだったのでしょう

詳細は知りませんが、最後は自分の生死まできちんとコントロールできるというのは何という驚きでしょう

入水自殺と言えば、渡辺淳一の無影灯で最後に直江が支笏湖で入水自殺するということが頭に浮かびます

ぜんぜん関係ないと思いますが、背景に何があったのか、直江みたいに末期癌でターミナルだったのか

それともドストエフスキーの世界のような形而上学的理由で死ぬべきだったのだ、みたいなことなのか

いずれにしても強い憧れを感じる死であることには違いありません