こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2017年12月6日

 今年もあっという間に師走と呼ばれる時期になりました

この12月というのは、やっぱり少し浮き立つというか、特にどうということはないにしても

何となく落ち着かないような時期ではありますね

 例えば四季のない赤道直下の町で、暦のようなものを意識せずに生活していると、時間という概念は

どうなるのでしょう

赤道上であっても、昼と夜という変化はあるのだから、一日という概念は同じですね

ただ明日も明後日も100日後も1000日後も変化のない同じ一日であれば、年という概念はなくなります

つまり今年は何年という概念がなくなり、生まれてから何日目とか、あの記念日から何日目ということでしか

時間を感じられなくなるのですね

 同じことの繰り返しにしても、その周期が年とか、4年に一回とか、どこかの祭りのように6年に一回とか

いろいろある方が、変化があって楽しいような気がするのは私だけではないでしょう

そんなことを考えると、1年という地球の公転周期で時間を区切って、年末という特別な感慨を持つのも

満更捨てたものではないのかもしれません