こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2016年9月24日


今、東京が暑いですね

大変なドタバタ劇の後にやっと知事選が終わったと思ったら、今度は築地市場の豊洲移転問題ですか

流行に乗ると、こうまで次々と問題を明るみに出して面白がりますかねえ、という感じです

あの例の感情失禁の議員以来、最近は地方議員のバッシングが流行っているようですが

地方自治体というのはどこも似たようなもので、まあ今に始まったことではないのでしょう

私の知っているある市などは、ごみ焼却炉を利用したきれいな温水プールができて、ダイオキシンも出さずに

高温でごみを焼却処理することができるようになったので、今後はごみを細かく分別する必要がなくなりました

と、市役所が説明したとたん、自治会の役員連中が抗議して、そんなことはダメだ、今まで通りごみを

厳しく分別すると言い張って、いまだに意味もなくごみを分別して、同じところに持っていって一緒に

焼却しているという、漫画みたいなことをやっています

よく分かりませんが、自治会の役員という人はごみの分別という、地域でうるさく指導できるカードを

失いたくなかったということでしょうか

実にいろいろな人がいるものです

ただこれは事実で、ジョークでも何でもないのです

地方にいけばいくほど、こんな現実がいくらでも出てきて、今の市議のように明るみに出れば

笑うしかないような話はいくらでもあるのでしょう

だから豊洲もいいとはいいませんが、本当に危険な状態なのか、開けてしまったパンドラの箱に

またそっと蓋をすることができる、誰か勇気ある人の出現を待ちたいものですね