こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2016年4月27日


熊本の震災も少し落ち着いてきて、現地ではさあてこれからどうしようか、という状況なのでしょうか

地震国日本では、何度も地震が発生しその都度その自然の力に翻弄される我々人間の無力さを

感じずには居られません

それを承知で住んでいる我々としては、少しでも被害を少なくするよう心掛けるしかないのでしょう

今度はどこで地震が発生するか、ロシアンルーレットみたいなもので、誰にも分かりません

今までの地震で、事前に予期した例もないでしょう

誰かが言っていたように、専門家と称する人たちも業績を上げないと研究費を削られてしまうので

見せ掛けの業績を上げることを目的にして無理やり論文ばかり書いて、自分たちの生活の為に

研究費を貰っているだけというのが実態なのかもしれません

まあどの業界でも似たようなものなのでしょうか

こういう制度の欠点は、目先の業績が全てになってしまって、長い目で見た研究や結果が出にくいけど

本質的に重要で必要な研究がおろそかになってしまうということでしょう

昔の大学の先生のように、研究してもしなくても一生安泰で、その人を信頼して目先の業績主義に走らず

じっくり研究してもらうという訳にはいかないのでしょうか

世の中、資本主義社会でほとんど全てが結果業績主義な訳ですから、せめて大学、学問の世界くらいは

無駄なことにお金を割いても良いような気がするのですが、そうもいかないのでしょうかねえ