こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2016年2月22日


2月も半ばを過ぎると寒さも緩み、春の気配が見え隠れするようになります

今年もそんな季節になってきたかなあ、と思っていた矢先

重力波が確認された、というニュースが飛び込んできました

その昔、特殊相対性理論によって、タイムマシンや猿の惑星を理解できたような気持ちになったことを

憶えていますが、一般相対性理論でくじけました

いろんな本も読みましたが、実は誰も本当は理解できていないのではないか、裸の王様なのではないか

という疑いをいまだに持っています

大体あの時空という言葉は何でしょう

四次元、つまり三次元+時間という次元がどう考えてもイメージとして理解できません

質量が通過するとその時空が歪むと言われても、意味不明です

どの本にも、次元を二つも落として二次元の平面の上をボールが転がって行くと、ほら歪むでしょ

という説明しかありません

どんなことでも本当に理解している人の説明は分かりやすいものですが

どの分野でも本当に理解している人は驚くほど少ないような気がします

いったい一般相対性理論はアインシュタイン以外のどの位の人が理解しているのでしょう