こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2015年11月30日

早いもので今年も後1ヶ月を残すばかりとなりました

紅葉から本格的な冬へと季節は移り変わってゆきます

秩父宮ラグビー場の銀杏並木も(普通は神宮外苑の銀杏並木というのかもしれませんが)色づいて来て

今年もラグビーシーズンが本格的に始まった感じです

特に今年は、ワードカップでの日本チームの活躍で盛り上がっているようですね

不肖私も学生時代はラグビーをやっておりましたが、高校時代は選手交代してはいけない時代でした

負傷して倒れたら一人欠けて、15人対14人でやるというルールだったので、相手の選手を潰して

人数を減らして後半勝負、などという無茶な時代でした

それにラグビーの試合は、ホーム&ビジターに限られていたので、第三国ですることが出来なかったのです

だからワールドカップ等の世界大会が出来なかったのですが、それも改善されて今では前述の通りですね

それに昔は何と言ってもレフリーが絶対だったので、ジャッジに文句をつけるなどということはありえなかったし

トライをすると、恥ずかしそうに帰って来たものでした(自分はトライをする役割というだけのことに過ぎない、

トライはみんなの働きによって勝ち得たものであるということを表現していた)

サッカーのあの大げさにファールされていないのにされたふりして、審判にアピールしたりする姿を見ていると

同じイギリスで、ラグビー校エリス少年が生み出したと言われるラグビーというゲームの将来も不安になります

OBの一人である私に言わせていただくと、ラグビーは世界的メジャースポーツとして広まらなくてもいいから

いつまでも紳士のスポーツ精神を維持してもらいたいものです