こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2015年8月25日

お盆が過ぎて、最近は急に涼しくなってきました

ほんの少し前の暑さが嘘のような、少し肌寒い朝晩を迎えていますが、如何お過ごしでしょうか

毎年のことですが8月になると、原爆、終戦の話題が多くなります

今年は特に戦後70周年ということもあり、よけい強調されていたようです

我々戦後生まれの世代は、いつも何となく違和感を感じながらそんな8月を傍観してきたような気がします

戦争や原爆のことについては、タブーみたいなことが多くてみんな口を閉ざしているのが現状でしょう

たとえば、原爆については誰が落としたかということはほとんど話題になりません

刃物がないとおいしい料理はできません

と同時に刃物を使った殺人は今も世界中で毎日のように起きているでしょう

でも悪いのは刃物を殺人に使った人であり、刃物は悪くありません

原子力という力を人類が持てるようになったことは、大きな力です

大きな力はメリットもありますが、使い方によってはそれだけ多くの人を殺すことができます

それを人を殺す為に使ったアメリカが悪いのであって、原子力は悪くありません

ただ大きな力というだけのことです

太陽だって核融合反応で成り立っている訳で、我々はその原子力エネルギーで生きています

日露戦争と太平洋戦争はどこが違うのでしょうか

どちらも多くの人が死んだ悲惨な戦争です

勝ったか負けたかが違うのです

戦争は勝てば正義であると、、

言い出したらきりがありません

やはり忘れることなのだと思います

憶えていて許すことは難しいでしょう

殺された被害者の仲間同士で、刃物をなくそうと叫んでみても意味はありません

非戦闘員である市民を皆殺しにする目的で原爆を投下したアメリカに訴え、反省を求めなければ意味は

ありません

ただ、そんなことをしたアメリカを日本人が許せるでしょうか

それを許せるほど高い文化、教養を手に入れることができなければ、やはり忘れるしかないのでしょう

8月の議論はともすれば熱く危ういものになっていきます