こまくさ草子 〜院長ブログ〜

2014年9月30日

 先月は広島の土砂災害と思ったら、今月は御嶽山の噴火と災害続きのようですね

御嶽山は信仰の山で、ゴンドラなんかもあり、昔から高齢の登山者が多いところです

松本から、穂高連邦の南に乗鞍、御岳と3000m級の単独峰が並んで見えます

あの御岳が噴煙を上げているなんて想像出来ません

それにしてもCNNでもやっているなんて、火山の噴火は世界的にもインパクトのある出来事なのでしょうか



 話は変わりますが、先日横須賀の三笠公園にある戦艦三笠に乗って来ました

船の中に入ってみると、少しは古き良き坂の上の雲の時代の空気に触れられたような気がします

あの時代の日本の強さの理由の一つは、全寮制の学校にあったような気がします

軍隊の学校はもちろん、旧制高校など日本のエリートを養成する学校は全寮制で

青春の一時期をある種の精神の高揚をもって、友人との議論や交流の中で自分の将来のことや

日本の未来のことを考える場になっていたのではないか

現に終戦後、GHQはまずこの旧制高校を解体させ、日本の国力を貶めようとしたと言われています

そしていまだに、ハーバード大学などは、ほぼ全寮制の形をとっているのです

それが如何に有効で、真のエリート養成には欠かせないものであるかをアメリカは知っているのでしょう